日本の伝統と言われる神棚ですが、実は、江戸時代中期からの伝統となっています。古くからというしきたりはありません。家や事務所、そして神聖な場所として道場といったところでは、神棚を見かけることが多いのではないでしょうか。神社など、その土地ごと神様をお祀りする儀式はかなり昔から各地にありますよね。
神棚は、もともと神道の神様をお祀りするための棚という意識が強かったことが分かります。しかし、現在では、お家でお祀りができるように「小さい家用の神社」としての意識が芽生えて、神棚が祀られるようになったと言われています。宮形の中には、伊勢神宮、氏神様、そして各家々で信仰されている神様の神札をいれるところがあり、そこを札宮と呼んでいます。
それぞれ、家によって、信仰の仕方がありますので、そういった流れの中には、神札を神の依り代として御神体としてお祀りする神棚も存在するそうです。形などは、神棚によって様々で、外装も職人によって違うそうです。木の作りや彫刻なども意味があり、選ぶときには、そういった神棚をよく吟味して、選ぶことがポイントだと聞きました。
また、欠かせないのが、仏具のひとつに神鏡があります。その意味合いが、それぞれ違うようですが、神様との対話となっていることは間違いありません。「神は鏡のように、見通すもの」といった説もあり、神の前に立つ身心のあり方を伝える説としてかなり気持ちが引き締まりますよね。
ほかにも神様との対話では、隠すことができないことを現した説なども存在します。自らの中にある神性と向き合うなど、様々な説が多く飛び交っています。鏡は、ありのままを映すということは、自分を見て正すということでもあります。気持ちがそのまま現れるようです。神棚をお祀りするということは、自分の心も一段上に、そして見直す努力は厳しいです。ですが、有り難いことでもあり、これが感謝と呼べるようになるのは、私自身もう少しかかりそうです。お祀りしてよかったと心から思えます。取りあえず頑張ります。